徒然なる挽歌

ゲイが苦手なゲイの記憶と記録

仕事で忙しい日々と台湾の大地震

最近は案件が多いから、毎日仕事しないと捌けない。とはいってもYouTubeやHulu見ながら働くから、一般の社会人と比べてめちゃくちゃ緩いんだけどね。労働時間も長くて実質4~5時間くらいだし。

 

さて、今日は朝から台湾でマグニチュード7.7(USGSモーメントマグニチュードは7.4)の大地震があった。日テレNEWS24見てたら緊急地震速報が沖縄に出て驚いたんだけど、まさか台湾で大地震とはね。

気象庁の会見でも担当者が言ってたけど、台湾周辺には「ユーラシアプレート」と「フィリピン海プレート」の境界があるから、南海トラフ周辺や三陸沖のように昔から大地震が起きてるんだよね。

発振機構は逆断層だし、南海トラフ地震の原因となるプレート運動が影響してるんだろうね。俺は「2035年前後に次の南海トラフ地震が来る」という説には懐疑的だけど、断層が圧縮されているのは確実だし。

 

地震マグニチュードは7.7だと言われているが、これはあくまで気象庁マグニチュードのMj7.7で、USGSモーメントマグニチュードはMw7.4らしい。

元日の能登半島地震がMj7.6・Mw7.5となっているように、算出方法によってマグニチュードには差が出る。おそらく、精度が一番高いのはUSGSの数値だと思われる。

マグニチュードが0.1上がると、地震のエネルギーは√2つまり約1.4倍になる。今回の台湾地震能登半島地震の規模を比較すると、台湾地震のほうがマグニチュードが0.1低いから、能登地震の約0.7倍の規模となる。

ちなみに2011年の東北地方太平洋沖地震は、USGSの解析ではMw9.1だ。15時15分の茨城県地震もMw7.9の巨大地震だから、関東地方の大津波の一因になったと考えられる。

 

地震は恐ろしい自然災害だからこそ、細かなことを知っておくべきなんだよね。いざというときに役に立つから。

例えば、モーメントマグニチュードの原理を知っていれば、地震の揺れの長さでマグニチュードが大まかに予想できる。

沿岸部で1分以上の揺れを感じたら、Mw7.5以上の可能性が高いから大津波が来るかもしれない…とか分かるんだよ。

緊急地震速報津波警報の仕組みや、PLUM法についても知っておくべきだけど、ほとんどの人には理解が及ばない。俺は昔から知的好奇心が旺盛で、自分なりに調べて知識を蓄えてるけどね。

 

俺のブログはもともと「教養がある人」「知的好奇心が旺盛な人」に向けて書いてるから、今後もたまに専門的なことについて書いていくよ。

今年の3月は福島第一原子力発電所事故について徹底的に語ろうと思ってたんだけど、前にも書いたようにブログを放置してたから書けなかった。いずれ必ず特集を組むけどね。

ken-writer-cpp.hatenablog.com

 

まあ、今日はこんな感じで地震や防災についていろいろ考える一日だった。それにしても最近は大地震が多いから、備えておくに越したことはないね。